#昔々のそのまた昔【5月12日~16日】まとめ

これは企画開催期間中に行われたTwitterのハッシュタグ企画「#昔々のそのまた昔 -僕の創る最●のフォークロア-」のまとめです。

5月12日「鬼」

日付が変わりました。本日のお題が変わります。今日のお題は「鬼」です。


百鬼夜行といっても、鬼だけ百匹の行進は少ない。

#昔々のそのまた昔


疑心暗鬼は、たいてい鬼のせいにしているだけであり、無関係である。

#昔々のそのまた昔


格助詞は、14個しかない。
「を・に・が・へ・や・から・の・より・と・で」
(鬼が部屋からのよりと出)
と覚える。

#昔々のそのまた昔


「鬼ごっこをしましょう」その言葉に皆がわらわらと集まる。僕もそっと近づいた。「じゃあ、色鬼ね。まずは赤」皆が逃げる。僕も逃げた。「捕まえた」赤色を触ったはずなのに捕まった。次は僕が鬼の番。「じゃあ、黄色」皆が逃げる。僕は追いかけた。「捕まえた」「違うよ、これは黄色だよ」

それは青のはずだ。
どうしてだろう。
僕の目がおかしいのかな。
ふと周りを見渡した。
皆が笑っている。僕を見て、笑っている。僕を、笑っている。
あぁ、漸く分かった。
鬼は君達だ。

そうしてその子供は、周りの子供を喰ったんだと。
彼は愛黄鬼(いときいおに)と呼ばれてる。
#昔々のそのまた昔


5月13日「東南アジアに伝わる呪い」

日付が変わりました。本日のお題が変わります。今日のお題は「東南アジアに伝わる呪い」です。


#昔々のそのまた昔

小さな瓦礫を拾い集め
綺麗な星空を見上げた
まだ見ぬ幸せを信じて
まだ見ぬ風景を思い浮かべ
穏やかな笑顔の中で
涙はもう枯れていた

綺麗なその瞳には
穢れないその瞳には
ねぇ何が映ってる
やまない争い 憎しみの眼差し
ねぇ何故繰り返すの

大きな瓦礫の中を彷徨い探し
そこにあるはずの笑顔を求め
そこにあった幸せを
いつまで思い浮かべる
もう何一つ見つからない

綺麗な瞳には
穢れ内その瞳には
ねぇ何が映っててる
やまない争い 憎しみの眼差し
ねぇ何故繰り返すの

小さな手を握りしめ
星空よ、願いを届け
争いのない世界を見せておくれ
もう何も奪わないでおくれ
この想いは天まで届くかな

一筋の光と共に
また一つの物語が終わる
瓦礫の中 星空を見上げ
そっと目を閉じる

争いのない世界を
誰のものでもないこの世界よ
星空よ 願いよ届け


#昔々のそのまた昔
その海には人を殺す呪いがかけられている。
怖いもの見たさで、その海水に足をつければ、いつの間にかそのものは死んでいるという。


「海流に乗ってすべては来たりすべては流れ去る」

#昔々のそのまた昔


「パクチーを食べられないと流行から取り残されるぞ」

#昔々のそのまた昔


「日本軍がいたという島の洞窟には、いまなお恐怖が巣くっている」

#昔々のそのまた昔


#昔々のそのまた昔

ホットドッグってこんなんかと思ってた


とある部族の中でひっそり伝わっている呪い(まじない)がある。髪の毛をまるで毛糸のように紡いだもので作る編み人形だ。何に使われるのかは分かっていない。ただ、僕は帰国間際に、ソレを受け取ってしまった。  #昔々のそのまた昔


#昔々のそのまた昔 のさらに昔すぎてもう、文字や言葉でさえ未発達だったために一切の記録が残っておりません。

 おわり。


#虫
#昔々のそのまた昔
#田舎という言葉を使わないで田舎を表現
ばあちゃん家のトイレにて。


5月14日「人間と恋に落ちた人間ならざる者」

日付が変わりました。本日のお題が変わります。今日のお題は「人間と恋に落ちた人間ならざる者」です。


#昔々のそのまた昔
おじいさんとおばあさんがおったそうじゃ……え?どこにでもいるって?じゃあいいよ!メイの馬鹿!もう知らない!!


#昔々のそのまた昔 おじいさんは滝つぼへと釣りへ出かけたそうじゃ。その日は雨上がり、濁った水は魚の警戒を薄めるものじゃと釣り糸を垂らしたんじゃ。するとすぐにアタリがあってのう、おじいさんは狂気乱舞、足を滑らせ釣り上げた鯉と共に滝つぼへと落ちていったそうじゃ。


あたしが抱いて、慰めてあげる。もっと奥まで、入ってきて。もう離さない。あたし、おふとん。

#昔々のそのまた昔


人間の女の子は、かわいい。助けてやりたくなった。親友の猫バスを紹介しよう。 #昔々のそのまた昔


あたし、だまされたんです。恥ずかしいから、あんなに見ないでって、お願いしたのに。のぞかれたんです。身も、心も、捧げたのに。それで、逃げました。赤い夕焼けのときでした。

#昔々のそのまた昔


「さあ、これでいいかしら」
貞子さんは、SPF50 を塗って、井戸から出ました。
これから、デートです。

#昔々のそのまた昔


雨の日も風の日も足繁く通ってくる娘がいた。伏し目がちの温順しそうな娘だった。俺は無理をしいしい蔵書を蓄えていった。俺の様な町営図書館では直ぐに娘に飽かれてしまうと思ったから。やがてひとりふたりと来館者は増えて結構な賑わいとなった。何時か娘の姿は見えなくなった。

#昔々のそのまた昔


今日も娘は来ていた。凝っと俺を見詰めていたかと思えば、亦ちいさく頭を振り振り溜息を吐いた。花の命は短い。娘にはせめて美しいままの俺を憶えておいて欲しかった。俺は居並ぶ僚友から一本二本、未だ瑞瑞しいのをくすね我が身を繕った。巷に噂が立った。「菊人形展に花盗人?」

#昔々のそのまた昔


別に妾ゃグッチのシャネルのと云うんじゃねえ、景品に貰った安いトートバッグさ。或る夜の帰り道、引っ手繰りに掛かってそのままあっさり捨てられちまった。河原でじめじめ濡れながら、屹度あんたが迎えに来て呉れるのを待っていたよ。けど妾ゃグッチでもシャネルでもないからさ。

#昔々のそのまた昔


栗色の髪の綺麗な女性でした。蓮っ葉な雰囲気が却って私の好みなのでした。暗がりで主人が貴女のバッグに手を伸ばしたとき、私は咄嗟に頭を締め上げていました。主人の頭蓋が砕ける小気味好い感触を今でも憶えています。それが私の恋の終わりでした。何せ私はヘルメットですから。

#昔々のそのまた昔


5月15日「日本の東海地方に伝わる料理」

本日のお題が変わります。今日のお題は「日本の東海地方に伝わる料理」です。


#昔々のそのまた昔
静岡県には小豆餅という地名がある。これは戦国時代、武田軍に敗走した徳川家康がこの地の茶屋で小豆餅を食べたからと伝わる。ついでに言うと、食事中に追手が来たので思わず食い逃げしてしまい、茶屋の老婆が追いかけてきっちり代金を取り立てた地を、銭取と名付けたとも伝わる。


三途川の彼岸で途方に暮れる犍陀多に、遠い遠い川向うから一条のきしめんがするする伸びて参るではありませんか。しめた、このきしめんは己のものだぞ!-犍陀多は懸命に手繰り寄せました。その途端でございます。きしめんがぷつりと断れました。罪人どもは指をさして笑いました。

#昔々のそのまた昔


#昔々のそのまた昔、尾張に米葬の慣わしがあった。死者があの世でひもじい思いをせぬよう棺に炊いた米を一杯に詰めた。一年ほど寝かすとよく熟れて白い御骨ばかりが遺った。御骨拾いののち親族一同長寿を願って鰻を食した。分かち難く結び付いた二つの習慣は櫃塗しとなり、やがて共に廃れてしまった。


名古屋県を知っているか?私はまだ行った事がないんだが、話に聞く限りだと、とにかく飯の量が多いらしいんだ。夜勤明けの喫茶店でモーニングを取ろうとすると1/2斤ほどのトーストと、1kgのスクランブルエッグと、30本のウインナーと、3kgのナポリタンが出てくるんだって。友人談。 #昔々のそのまた昔


静岡県には有名なステーキ屋があるらしい。これまた私は行った事がない。都民にはえらく人気の店らしいんだが、意外にも足を運んだ事がないという静岡県民も多いと聞く。どうしてかだって?静岡県には緑茶という完全栄養食があるからね。しかもちょうど、新茶の季節だからさ。 #昔々のそのまた昔


それを食べるのは、いのちがけである。きしきし。きしみながら襲い掛かってくる。店には「キシメント モリ」という看板がある。騎士は、お面をかぶって、たちむかう。食うか。食われるか。今日も、どこかで、人間と麺との闘争が行われている。きしめん屋奇談。

#昔々のそのまた昔


東海の果てに、城も、人間も、トンカツも、すべてが味噌に埋没した都があるというにゃあ。(ニャース・雄・談)

#昔々のそのまた昔


頭が、仕事のことで煮詰まってしまって…首が回らないってわけじゃないけど、言葉出てこなくなる。昔、サイレントって呼ばれたな。
#昔々のそのまた昔


今日もおばあちゃんの作ったいなり寿司をお供えしながら、一対のお狐様の像を見上げる。「代用品で、ごめんね。」おばあちゃんに教えてもらったのだ。昔はお狐様には揚げたネズミをお供えしていた、いなり寿司はそれを模した代替品だ、と。 #昔々のそのまた昔


5月16日「中東~イスラム文化圏の神話」

日付が変わりました。本日のお題が変わります。今日のお題は「中東~イスラム文化圏の神話」です。


砂漠を流れる都市がある。

#昔々のそのまた昔


砂の中の都市の下には、都市がある。その下には、また都市が埋まっている。

#昔々のそのまた昔


#昔々のそのまた昔、砂漠を渉る隊商に老いた男がいた。男に売る物はなかったが能く詩を詠んだ。童のごと清んだ声で詠いつつ滑らかに葦筆を走らせた。集落に文字を知る者はなかったけれども、その流れる様な文様に誰もが男の声を見る気がした。宝玉や綺羅の錦は色褪せた。だが詩は永く詠い継がれた。


スフィンクスの謎掛けは御存知、いやいや、これは失礼致しました。だが彼の怪物には態と伏せておった事が御座いまして、#昔々のそのまた昔、健やかなる若者が東方への旅に出た、始めは己の足で颯爽と、やがては杖の助けを借りて、とうとう遠くエドなる街で力尽きた、その時にはもう足がなかったとか。


肥沃な地、二つの川、興亡の唄、復興の歌
満ち満ちる我は無名、溢るる如く覆い尽くせり
天に星、地に人、寄る辺無き者は宙にあり、また、寄る辺有るものも宙にあり、無色透明の無名も此れ然り
幾億の陽が地に沈む度、幾億の月が見え得る限り、夜伽話を繰り返す私は無名に触れた者

#昔々のそのまた昔


Scroll to top