旅人の語歌

著:桐夜白

風が舞う 遥かなる昔話を引き連れて。
旅人は歩む 遥かなる昔話を引き連れて。
都から都へと 幾多の語りを抱えて。
東は桜蘭宮都 西には洋明城都 北には冷舞州都 南には温海島都。

旅人は古今東西 歌を引き連れて 旅の共は昔語り。
楽器を持ちて 物語を歌う。
民は旅人を待ちわびる 此度はどのような昔語りを聴かせてくれるのか。
ソレは古今東西 旅人しか知らぬ 摩訶不思議な物語達…。

ああ、旅人は何故 これ程にまで昔話を知っているのだろうか。
ソノ答えは 神々のみぞ知る──。
風と共に舞う 遥かなる昔語りよ──。

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